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キャンパス植物園

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今日はキャンパス見学の日でした。
たくさんのファミリーが参加していました。
子供向けの展示は、とてもわかりやすくて面白かったです。

キャンパスの中はまるで植物園。
植物を眺めながらカフェでもいかがですか。

お土産に球根をもらいました。
オランダ語だったので何の花かわかりません。
どんな花が咲くのだろう。

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今度はキノコ観察会があるそうです。

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学期末試験

今日は期末試験がありました。

ワーゲニンゲン大学は5学期制。
各学期に履修できるのは、午前1クラス、午後1クラスの2科目。

かなりintensiveなカリキュラムです。
午前のクラスは毎日、午後は水曜日以外は毎日入っていました。

必然的にグループプロジェクトで水曜の午後はつぶれるので、課題の提出に追われ、授業の予習、復習がかなりしんどかったです。


それもようやく、今日で試験が終わり一段落つきました。

午前3時間、午後3時間の計6時間に及んだ試験。
問題数がすごく多い上に、日本のように決まった答えはないので、長いようであっという間に終わってしまった6時間でした。


●午前の試験 :有機農業論

かなり狭い部屋にぎゅうぎゅう詰めにされ、辞書を置くスペースもないくらいでびっくりしました。
こんなに近くていいの?一緒に解こうか?と、隣の生徒と冗談言ってました^^;

配られた解答用紙は、かなり分厚い。
3時間なんて長すぎると思ったけど、途中退場した人は数人。
指導教官がストップをかけないので、中には4時間かけて解いてたたクラスメートもいました。


●午後の試験 :都市環境マネージメント

こちらは、雰囲気が全然変わり、お互いの答案が見えない距離に、座る席を指定されます。
持ち込まれた辞書に書き込みがないか、念入りにチェックが入ります。

そして、3時間きっかりに退場させられ、本人が受けたことを確認するために、別の紙に署名させられました。
午前のクラスと厳しさが全然違う・・・。


とりあえず、成績を気にしなければ、通ったのではないかと思います。(希望的観測)

2学期は11月2日からスタート。本当に束の間の休息です。
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学生寮

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ワーゲニンゲン大学では、大学所有の学生寮ではなく、不動産屋さんが学生マンションを扱っている。
IDEALISは学生の住居を手配するプライベートカンパニーだ。

http://www.idealis.nl/

学生寮は5つあり、それぞれの寮によってかなりカラーが違う。
私がすんでいるAsserparkは一番安い学生寮で、中国人が多い。
Bornsesteegは、もっともキャンパスに近く、トイレ、シャワー、キッチンが各個人の部屋に完備されている一番いいアパート。奨学金をもらってきている人や、政府等からの派遣者が多い。
Haarwegは一番間取りが広く、値段も高いアパートでオランダ人が多い。

それぞれのアパートには、「コリドー」とよばれるユニットがあり、各コリドーには8~12部屋の個人の私室+共同のキッチン、トイレ、シャワー、リビングルームがあります。(Bornsesteegのぞく)

同じコリドーに生活する仲間を、ルームメイトならず、「コリドーメイト」と呼んでいます。

各コリドーは、それぞれが独立した自治的ルールをもっており、ハリーポッターの世界のようで面白いです。

共同ルームのハウスワークや経理担当を当番制でシェア。
玉ねぎシェアや、コリドーミーティング、料理教室、コリドーによって、かなりカラーが違います。
合う、合わないは入ってみないとわからず、中にはなれずに引っ越ししてしまう人も・・・


昨日は餃子大会がありました。
いちばんきれいな餃子つくってたのはドイツ人でした^^;



せっかくなら、学生生活もっと楽しくしたいですね。
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成績のつけ方

日本の大学では、優・良・可・不可の4段階でしたが、こちらの大学では10段階評価。
5.5以上で単位認定されます。

日本の大学ではテストを受ける前に「放棄(cancel)」すれば不可がつくことはなかったので、不可をとったことはなく、GPAに換算すると、かなりの高得点になっていました。
10段階だと成績に差が付いてくるのではないかと思います。


レポートにいつも意味不明の記号がついていましたが、今日その記号の意味が判明しました。
オランダ人のクラスメートが解説してくれました。

  • "U"  = excellent   9-10 points
  • "G"  = good         8 points
  • "V"  = sufficient   7 points
  • "M"  = fair            5.5 points
  • "OV" = insufficient  5 points
  • "S"  = bad           0-3 points
そのクラスメートは"U"は見たことないと言っていたので、特別な場合にしかつけないのでしょう。
"G"をとった学生のレポートが参考に回覧されていました。
とりあえず、次は"G"とれるように頑張ります・・・^^;

オランダの授業風景

授業が始まり、3週間が経過しました。


オランダの授業はどんなのかというと、、、
1学期に履修できる科目は午前、午後の2クラス。

4時間ぶっ通しで同じ授業なので、集中力を保つのが大変です・・・。



午前のクラスは「有機農業論」。

経済系、植物農学系、社会学系、法学系と、いろんな分野の学部から集まった学生とチームを編成。

クライアントの現場を訪れ、現実社会の問題を様々な角度からいかに解決していくかプロパーザルを行うというプロジェクト方式。


16カ国からの留学生たちと、あーだ、こーだと議論し。
週1のペースで現場に向かい。
プレゼンの準備に徹夜し。。。


大変だけど、とても楽しいです。



午後のクラスは「持続可能な環境マネージメント」


ある地域のエネルギー使用量などを計算し、資源効率のよい環境設計を行うために、グーグルスケッチアップという、3Dマップ作成ソフトを使って、持続可能なコミュニティのモデルを提案するというもの。

都市計画やランドスケープデザインに使われるソフトで、初めて使いましたが、面白いです。

▼google sketchup
http://sketchup.google.com/


うちの大学は半分以上が社会人大学生だけあって、純粋な学問というよりも、実社会と密接なかかわりをもてるのがとてもユニークで面白いです。

そして、実践を重視するオランダでは4ヶ月間のインターンシップが義務付けられています。
私は、今の職場以外で働いたことがないので、とても楽しみです。

スポーツクラブ

University Sports Centre de Bongerd

大学のスポーツクラブでは、フィットネスジム、スカッシュ、テニスコートなどの運動場に加えて、数々のスポーツ教室に参加することができます。
  • インナースケート
  • インナバイキング
  • ロッククライミング
  • カポエイラ
  • 合気道
  • 太極拳
  • フラメンコ
  • サルサ
  • ヨガ
  • ピラティス
  • ポールフィットネス
  • エアロビ

などなど、年会費67ユーロを支払えば、好きなコースを好きなだけ無料で受講可能。

さっそく、ヨガのコースに申し込みしてみました。
たまにはリラックスしたいです。

カポエイラもちょっと気になっています。運動音痴でも大丈夫でしょうか・・??
来期はカポエイラチャレンジしてみようかなぁ・・・

ティーチング・メソッド

生徒同士もグループワークが多いですが、先生もチームワーク。
ひとつの学部の先生だけではなく、いろんな専門の先生、時には他大学の先生がティーチングチームとして一つの講義を担当。
同じ科目でも、いろんな角度から見ることができるのが面白いです。

授業の内容も、
講義・グループワーク・プロジェクト方式・フィールドワーク・個人学習
と、読んで、聞いて、見て、経験することで、現実社会に適応できる知識を身につける
というのがモットーのようです。


で・・・初授業の方は・・・
先生がしゃべっているのをとめてでも、どんどん質問や意見が飛び交う。
日本の講義スタイルと違いすぎて、何が議論されているのかついていくのがやっとでした。

海外の大学の教室はエネルギーに満ちています。
負けないようにがんばります。。vV

カリキュラム編成2

ワーゲニンゲン大学は5学期制。
各学期は、8週間で構成されています。

面白いのは、午前1コマ、午後1コマの2科目しかとれないことです。

1つの科目を集中的に履修することで、理解を高める。
そして、グループワークにたっぷり時間がとれるということです。

一日休んだら4時間分のロスになるので大変そうです・・・。

5学期めは、すこし変わっていて、最初の3週間は午前、午後通して1科目だけを集中的に学び、
後の3週間はまた別の1科目を続けて学びます。
これによって、5学期目は海外調査やフィールドワークに出かける人が多いです。


2年目からは、インターンシップ、リサーチプロジェクト、EU内留学と、オランダの外で過ごすことが多いようです。
不在の間は、サブレントという形で、同じように短期間だけ外国から研究にやってくる人に学生寮をまた貸しするのが定番。

5学期制なので、卒業のチャンスも年5回あり、好きなときに卒業することができます。

カリキュラム編成

スタディーアドバイザーとの面談がありました。

日本の大学と違って、自由に履修登録できなくて、科目をコーディネートしてくれる先生と、何とか審査委員会の承認がいります。
将来の仕事と論文とインターン先の内容、履修コースがつながってないといけません。
ビジョンという言葉をしきりに言われます。


その代わり、学部関係なくとれるので、履修できるコースは600以上あって、個人に合わせて柔軟に組めます。
その中から選ぶのはけっこう大変。

実践を重視する大学なので、ほとんどのコースにフィールドワークやグループワーク、プロジェクト方式が含まれまています。
アイルランドでホームステイしながらの調査、フランスの農村でチームで共同生活、オランダのエコハウス調査。。。
どれも面白そうで迷うなぁ~。


ハリーポッターでハーマイオニーは校長から時間を戻す時計をもらって、2つ履修していたのだけど、気持ちわかります!
時間戻す時計ください!2つ履修したい!!


そして、2年目は副専攻をやるか、インターンをやるか選ぶことが出来ます。
・・・どちらも捨てがたいので迷ってます。
これによってもカリキュラムが変わってくるんですよね。うーーーん・・・
 

とにもかくにも、何より必要なのはコミュニケーション能力です。
あるクラスメイトは、まだ全く授業はじまってないのに、すでに2年目に開始されるリサーチプロジェクトのチームにメールを送ったのだとか。
クラスメイトからはほんと色んな刺激もらってます。


 

大学図書館

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メインビルディングの図書館。
農業に関する本が60万冊以上。
5階建ての図書館に世界中の論文がずらりと並ぶ。
ここなら日本語の学会誌も読むことができます。
見学だけなら、学生でなくてもOK。

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▲16世紀の植物の本

プロフィール

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「アグロエコロジー」続編:
http://agro-ecology.blogspot.jp/

たねのもりびと

ワーゲニンゲン大学大学院
有機農業研究科修了
(アグロエコロジー専攻)
Wageningen University
MSc of Organic Agriculture

ブータン政府GNH委員会インターン
国を100%オーガニックにする国家プロジェクトに従事

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