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有機農家同士の提携

この地域では有機農業に取り組む農家が多く、デメター農場5つとビオランド農場1つが提携し、事業を行っているようです。

1.HOF LADEN
直売所。
日本の直売所とちょっと違って、各農場が自分の店を持っています。
カフェと兼業していたり、親が買い物している間、子供が遊べる遊具が置いてあったり、親子で楽しめそうです。

お互いの商品を補い合う形で、週2~3回程度、曜日をずらして市を開催。
学校などでも共同でファーマーズマーケットを開催することも。
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▲インターネットカフェ、喫茶店にはたくさんの人がひっきりなしに訪れています。
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▲直売所案内看板

2.機械の共同利用
お互いに機械を貸し合っているようです。

3.WINDRATHER TRAIL
トレイルマップを作っていて、観光客などが気軽に農場をまわれるようになっています。
こちらには、丘にたくさんの風車が設置され、風の道のイメージ。サイクリングするととても気持ちいいです。

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▲各農場にマップが置いてあります。

CIMG1173.JPGCIMG1173.JPG







トレイルの途中ではこんな景色に出会えます。
北海道の美瑛ににている気がします。

↓くわしくは、こちらのウェブ参照(ドイツ語のみ)
http://www.biohoefe-windrathertal.de/
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ドイツの家庭料理

★主食
オート麦、小麦、パスタ、パン CIMG1038.JPG








★おかず
カレー風味の玉ねぎいため
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ズッキーニのチーズ焼き
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★デザート
プラムのケーキ。
チーズやヨーグルトの種類いっぱいです。
とくに、バニラをブレンドしたヨーグルトがすごくおいしいです!!
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★飲み物
モルツコーヒー
ビールのもとになるモルツを使ったコーヒー。
わたしは普段コーヒーを飲みませんが飲みやすいです。


★"gesectnet mahlzeit!" (祝福された食事)
ドイツ語には、「いただきます」や、「ごちそうさま」に相当する言葉があるようです。
日本の「いただきます」は、食べる前に言いますが、こちらでは挨拶がわりに食事前に言います。
テーブルに着く前から「いただきます」は言いませんよね。面白いです。

チーズ作り

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チーズ作りを教えてもらいました。牛さんの形がかわいい!
ドイツの農場は、農産物の価格は安いので、自ら加工品を作って売っているところが多いそうです。
畑や牛小屋の仕事だけでなく、ほんといろんな仕事があるのが面白いです。

作り方★

1.牛乳をあたためて、とうふみたいにどろどろにする。
2.型にはめる。
3.何回もうらがえす。
4.保冷庫で一か月。(時々裏返す)


Ds geht dich einen Quakr an.
君には関係のないことだ(クヴァークのようなものだ)


というドイツ語の言い回しにあるように、
昔、農村ではクヴァーク(クリームチーズよりやわらかいヨーグルトみたいなフレッシュチーズ)は、簡単に家で作れる安物の代名詞だったそうです。


日本に帰ったら、やぎを飼ってチーズを作ろうと思います^^

スーパーの研修

今日は、とある大手国際スーパーの方々が研修で農場に来られてました。
施設の見学とレクチャー、りんごの木の植林をされてました。

ランチは労働者と一緒にオーガニック料理を楽しみました。
私はドイツ語が全然わからないので、感想の内容がわからなくて残念です・・・^^;

食品や農産物の知識はあるけれど、実際にどうやって作られているのか、どんな仕事をしているのか知りたかったという。

これからオランダに留学するという話をすると、「ヴァッハニンゲンかい?」と聞かれました。
日本ではほとんど知られてないけど、オランダといえば有名な大学のようでした。

芋虫と格闘すること3日間・・・

キャベツ畑の芋虫とりをしました。
無農薬栽培なので、ぜんぶ手作業です。
丸2日、4人がかりでまだ終わらない。明日も芋虫・・・

ひたすらジャムの瓶に詰めていくのだけど、
緑の汁でぐちゃぐちゃになって気持ち悪い・・・。

目を閉じれば、いく千の虫~♪
なんて口ずさみながらとってます・・・あせあせ(飛び散る汗)
ほんとに目に浮かびます。


有機栽培はこんなに労力がかかってるのですね。改めて感じました。
ヨーロッパではすっかりブランドとして定着しているビオ製品。
日本では、有機JAS製品も慣行農法の製品もあまり値段がかわらないですね。
まだまだ有機の意味を認識されていないのではないでしょうか。


子豚

ここの豚さんは、ピンクと黒のしましまがかわいい。
初めてみました。子豚ちゃんもやっぱりしましま♪CIMG0788.JPG









この豚について興味をもったので、調べてみました。

豚ちゃんの名前は、Angeln Saddleback (別名Angler Sattelschwein)
duroc.jpg467a068c.jpeg







普通の白豚と黒豚にWessex Saddlebackをかけあわせたもので、
1937年にドイツのAngelnで誕生。
脂肪が多いため、やがて生産されなくなり、今はとても珍しいという。

特に味がいいとか、強いとかいうわけではないようです。
この農場では、絶滅の危機にあるドイツの古来の種を保存するために育てているそうです。

ソーセージ作り

●ソーセージ作り

ソーセージ作りをやりました。
ピンクと黒の縞模様が珍しくかわいいです。ドイツの豚はみなこんな色なんでしょうか。

豚の堵殺は専門の業者があり、ここでやるのは腸詰めとパッケージングだけですが、なんだか切ないです・・・
牛には名前がついているけれど、豚には名前がない。
愛着をもたないようにするためでしょうか。

この子たちも、いつか出荷されるのでしょうね。
何もしらず、よく食べ、よく寝ています。

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ドイツ人って・・・

●ドイツ人はきれい好き

朝起きたら、ワーカーの一人が窓をごしごし磨いていた。

窓が汚れていると、奥さん病気なんじゃないかと心配されるという。
そしたらきっと、私は年中病気だ笑。

窓にはさりげなく、お花。
よく見る光景。
インテリアもとてもおしゃれ。
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●ドイツ人の環境意識

「水はだしっぱなしにしないで」
食器をあらう時は、たらいに水をためてすすぐ。
水は大切だから。という。

そして、ゴミはださない。
生ゴミや食べ残しはすべて生ゴミ入れに貯め、コンポスト化。
家庭でもゼロエミッションが根付いている。

ろうそくの灯で夕飯をとるのも、雰囲気があり素敵だ。
エコは特別なものでなく、暮らしの一部なのだ。


ファームステイ

●WWOOFとは?
World Wide Opportunities on Organic Farms「世界に広がる有機農場での機会」の略。

wwoofer(ウーフをする人)は、労働力を提供するかわりに、宿と食事を得ることができるというシステム。
お金をかけずに、海外の文化理解や国際交流を図りたい人にはお勧め。

私はヨーロッパの農業の現場が知りたかったので申し込みました。

詳しくは
http://www.wwoofjapan.com/main/

●ドイツの有機農場
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hof  vorbergというデメター農場で働いています。

家畜は牛、豚、ニワトリ、ロバ。
野菜、飼料
そして、チーズやソーセージ、ヨーグルトなど加工品も生産。

週3回は直売&カフェも開催。
日本では、自分の店をもつ農家は珍しいけど、ドイツでは一般的のようです。
車で買いに来る常連さんが多く、お客さんとのお話も盛り上がる。
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スクールシーズンは、学校でも直売をやるのだとか。
地域一体となった取組がとても興味深いです。


●一日のスケジュール

6:00~8:00 仕事(牛の世話)
8:00~9:00 朝食タイム
10:00~13:00 仕事(キャベツ畑の草取り)
13:00~14:30 朝食タイム
14:30~18:00 仕事(玉ねぎの収穫)


面積15ha。ドイツでは小さい方だという。
牧草地が多いとはいえ、有機農法でやっているので、草取りも全部手作業。
かなり大変です・・・


プロフィール

ブログ移動しました

「アグロエコロジー」続編:
http://agro-ecology.blogspot.jp/

たねのもりびと

ワーゲニンゲン大学大学院
有機農業研究科修了
(アグロエコロジー専攻)
Wageningen University
MSc of Organic Agriculture

ブータン政府GNH委員会インターン
国を100%オーガニックにする国家プロジェクトに従事

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