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デ・クライネ・アールデ(De Kleine Aarde)

デ・クライネ・アールデ(小さな地球)は、ベルギーとの国境近く、Boxtelという町にある体験型環境学習施設。

1973年、バイオガスや地域の資源を利用した3haの有機農場として誕生しました。


1992年のリオデジャネイロにおける地球サミットを受け、持続可能な環境の体験型学習施設として生まれ変わりました。


この施設では、環境だけではなく、農業のこと、ガーデニング、生物、建築、パーソナルケアなどさまざまな角度から持続可能な生活について学ぶことができ、国連の職員やベアトリックス女王も見学に来られるとか。


1.食物
持続可能な環境を考える上で、欠かせないのが食物のこと。
普段意識しないで食べている輸入食品や肉類は地球汚染につながっています。

ヨーロッパにおいては、生産される農産物の30%が失われているという。
ワーゲニンゲン大学とデ・クライネ・アールデとの共同調査によると、有機栽培では20%エコロジカル・フットプリントを削減できるそうです。

この施設では、エコロジカル・フットプリントについての研修も開催しています。


2.エコ建築
1995年に立てられた施設には、さまざまな工夫が凝らされています。
  • 地熱を利用したヒートポンプ
  • 緑の屋根
  • グリーンカーテン
  • バイオトイレット
  • パッシブソーラー/アクティブソーラー
3.エコカフェ
視察帰りにオーガニック農場で、ビアガーデンはいかがでしょう。
お庭を案内してもらいながら、フルーツや野菜を味見。
「食べられる庭」そのものです。



農業から始まり、環境学習施設として利用されているという点では、日本にいたころ訪問した「舞岡ふるさと村」と似ているのではないかと思います。
▼「舞岡ふるさと村」の日記
http://agroecology.blog.shinobi.jp/Entry/1/


▼"De Kleine Aarde" ホームページ
http://www.dekleineaarde.nl/
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「アグロエコロジー」続編:
http://agro-ecology.blogspot.jp/

たねのもりびと

ワーゲニンゲン大学大学院
有機農業研究科修了
(アグロエコロジー専攻)
Wageningen University
MSc of Organic Agriculture

ブータン政府GNH委員会インターン
国を100%オーガニックにする国家プロジェクトに従事

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