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舞岡ふるさと村

市民手作りの田園公園、「舞岡ふるさと村」を見学に行ってきました。

ビジターセンターの人に取材してたら、「何かに書くのですか?」って聞かれた。
いや、すみません、ただの趣味なんです・・・f^^;
視察用の資料もらいました♪ 
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ここの土地は、ほとんどが農家さんの所有という。
地元の農家さんや、市民、学校、さまざまな人たちが共同で102haもの公園を維持しているのが面白い。

横浜市って農業のイメージぜんぜんなかったけど、神奈川一の農地面積を有するらしい。

神社の境内に畑。
田んぼに、小川、水車、ビオトープ。
かやぶき民家、ウッドデッキ・・・


すべり台やぶらんこなどの遊具はいっさいない代わりに、道祖神との出会い、野生のリスとの出会い、そして子供たちの笑顔との出会いがあった。

 
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1960年代、商業地開発の波が押し寄せる中、舞岡も田園風景が姿を消し、農村の景観や伝統が失われようとしていた。
そして横浜市は、市民憩いの場を残そうと、スポーツ公園とキャンプ場の開発を計画していた。

そんなありきたりのものを作るために田畑を壊すのではなく、自然や田園を守り次の世代に伝えようと市に提案を行ったのが「水と緑の会」
以来、市民の自主管理のもとで、公園整備が進められ、ボランティアの数は約400に上るという。

かやぶき古民家の管理、下草狩、田んぼ、伝統工芸品の製作販売、教育、などなどさまざまな役割分担のもと、維持されている名のとおりの市民公園。
かかしコンテスト、収穫祭、不耕起栽培、もち米でもちつき等等、四季折々のイベントがあってとても楽しそう!
近くに住んでいたら参加したかったなぁ~!! 

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「かやぶきは、手入れしないと5年しか持たないが、毎日煙を燻してやることで20年はもつ。」
とボランティアのおじさん。
かやぶきも、人も、組織も、毎日の積み重ねが大事なんですね。

 

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「アグロエコロジー」続編:
http://agro-ecology.blogspot.jp/

たねのもりびと

ワーゲニンゲン大学大学院
有機農業研究科修了
(アグロエコロジー専攻)
Wageningen University
MSc of Organic Agriculture

ブータン政府GNH委員会インターン
国を100%オーガニックにする国家プロジェクトに従事

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