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オーロビル(3)Budha Gardenファームボランティア

オーロビルにある3つのオーガニック農場を見学してきました。

■オーロビルの有機農園

2日目。早朝6時。以前から予約していたBudha Gardenでボランティア。
高床式の宿泊棟。各屋根にはソーラーパネルが設置されている。

参加者は、マレーシアから来たというジャーナリスト、そして、韓国人少年。
ほうれん草の除草を行い、コンポスト(堆肥)を畑に入れる。
そして、ほうれん草の収穫、パッケージングを行った。

オーロビルには14の農地があり、そこでとれた野菜は基本的に「Food linkフードリンク」という組織を通じてオーロビル内で消費される。
http://wiki.auroville.org.in/wiki/AV_Foodlink

有機野菜に対する意識が高い人が多く、高く売れるため、従業員の賃金を払っても利益があるのだという。
しかし、需要に生産は追いついていない。

CIMG6647.JPG

■オーロビルは自給できていない
コンセプトに反して、生産者よりも消費者が圧倒的に多いオーロビル。
農家は2%しかいないため、ほとんどの食料を外部からの「輸入」に頼っている。
循環型コミュニティというエコビレッジの目的を達成できていないのだ。

夏は40度をこえるというこの地で、農業を営むのは相当の覚悟がないと大変だ。
増え続けるオーロビリアンのための食糧生産はおいつかないという。
そのため、バンガロールの有機農家がオーロビルへの「輸出」を行っているそうだ。

なぜもっと地元のインド人農家と協力しないのだろう??
技術交換や資源の交換をする余地はあるような気がする。
短期滞在だったので実際のところはよくわからないが、地元民とオーロビリアンとの間に何か壁のようなものを感じるのだった。


■ウェブサイト
www.buddhagarden.org


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「アグロエコロジー」続編:
http://agro-ecology.blogspot.jp/

たねのもりびと

ワーゲニンゲン大学大学院
有機農業研究科修了
(アグロエコロジー専攻)
Wageningen University
MSc of Organic Agriculture

ブータン政府GNH委員会インターン
国を100%オーガニックにする国家プロジェクトに従事

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