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インドの農業政策

1950年代は食糧不足、飢餓が問題となり、穀物の単収は522kg/haであった。
緑の革命により、1950年の収量5100万tから1970年代には1億800万tと飛躍的に向上した。
インド農業は10年で飛躍的に伸びたが、化学肥料と農薬による単収の増加が主な理由である。

政府は化学肥料と農薬に対する補助、食料価格の上昇を抑えるため、食料消費に対する補助を行っている。
人口増加に対する食糧増産が追いついていないため、農業投入に対する補助が必要とされている。
また、水や電力の使用に対する補助は過剰な使用につながっている。
これらの投入量に対する補助金は、"subsidy syndrome"といわれ、灌漑設備や土地、インフラに対する政策の遅れが指摘されている。

緑の革命の恩恵を受け、収量の向上が見られてたのは主に灌漑設備の整った地域海岸部である。
灌漑対策はパンジャーブ地方、西部地方を中心に進められており、中部、東部、一部の南インドでは対策が遅れている。
灌漑設備の整った地域への移民の増加が見られ、対策の遅れている地域では放棄地が増えている。



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「アグロエコロジー」続編:
http://agro-ecology.blogspot.jp/

たねのもりびと

ワーゲニンゲン大学大学院
有機農業研究科修了
(アグロエコロジー専攻)
Wageningen University
MSc of Organic Agriculture

ブータン政府GNH委員会インターン
国を100%オーガニックにする国家プロジェクトに従事

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