忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

4学期スタート!

4学期の授業

午前:
organic plant production (有機植物生産)

・雑草成長モデル
・灌漑
・作物システムデザイン

ワーゲニンゲンと言えば、チームワーク。
さて、またグループワークです。

今回は、各チームがシンポジウムを主催するというもの。
つまり、テーマごとに、チームで授業をうけもつのです。

うちのグループのテーマは、
「mixed cropping systems of smale-scal farms in Africa (アフリカの中小規模農家における混合作付体系について)」

農業を専攻している学生だけでなく、社会学、生物学、メカニクスの専攻の学生もいて、見る角度が違い面白いです。


午後:

Agribusines economics (農業経営・経済学)

経営評価・投資計画・リスク分析・意思決定モデル・人事管理など。

ワーゲニンゲン得意のシミュレーションモデルが面白いです。
各農家の業績を比較し、標準モデルとのズレからその農家の強みと弱みを明らかにするというもの。
そうして、最適化するためには何が必要かアドバイスを行います。

ヨーロッパでは、お金を払ってコンサルタントを利用する率が日本より高いのだそうです。

修士課程には、クライアントから依頼を受け、コンサルタントを行うAchademic Consultant Trainingという必修科目があり、企業などから調査費用もでています。


Global governance in natural resource management 
(自然資源管理におけるグローバルガバナンス)

こちらは農村開発学。

こうやってみると、食物学、経済学、政治学と、バラバラのようですが、これがワーゲニンゲンの特徴なのです。

水利を専攻する学生も、ランドスケープを専攻する学生も、自然科学、社会科学、どちらも勉強する。
理論と応用を同時に勉強する。
そして、学際的なメンバーで構成されたプロジェクトチーム。

あぁ。あれってそういうことだったんだ。
今まで勉強していたことが、違う角度から見たとき、バラバラであった点が線へとつながる瞬間。
この大学を選んで良かったと思うのでした。


にほんブログ村 海外生活ブログ オランダ情報へ
PR

この記事にコメントする

お名前
タイトル
メール
URL
コメント
絵文字
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
パスワード

この記事へのトラックバック

この記事にトラックバックする

プロフィール

ブログ移動しました

「アグロエコロジー」続編:
http://agro-ecology.blogspot.jp/

たねのもりびと

ワーゲニンゲン大学大学院
有機農業研究科修了
(アグロエコロジー専攻)
Wageningen University
MSc of Organic Agriculture

ブータン政府GNH委員会インターン
国を100%オーガニックにする国家プロジェクトに従事

■ご挨拶
ご挨拶


■連絡先
メールフォーム


当サイトはリンクフリーです。

agro_ecologyをフォローしましょう

アクセス解析

カウンター

リンク