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社会に開かれた研究所

Biodiversity and agricultureフランス国立農業研究所(INRA)では、農家や地域コミュニティーを巻き込んだ農家参加型開発を実施しています。
参加型開発は、途上国の開発の世界ではメジャーな手法ですが、日本国内では意外とあまりとられてないのではないでしょうか?

オーガニック種苗の参加型育種、オーガニックで収量を上げる方法、これらを農家の人たちと一緒に研究することで農家の人も学べるし、単なる実験ではなく、より実践に近いデータをとることができます。

面白いのは、地域の人たちも研究に出資しているのだそうです。
農家の人自ら研究に出資するということは、それだけ求められている研究をしているということなのでしょう。


ヨーロッパの公的農業研究所では、研究費の10%をオーガニックに当てることという国の規定が定められています。
収量の安定しない低投入型のオーガニックを普及するためには、地域ぐるみの研究が必要なのではないでしょうか?

▼フランス国立農業研究所(INRA)ホームページ
http://www.international.inra.fr/

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「アグロエコロジー」続編:
http://agro-ecology.blogspot.jp/

たねのもりびと

ワーゲニンゲン大学大学院
有機農業研究科修了
(アグロエコロジー専攻)
Wageningen University
MSc of Organic Agriculture

ブータン政府GNH委員会インターン
国を100%オーガニックにする国家プロジェクトに従事

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