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ヴェーダの農業

Vedic Agriculture ベーダの農業

古代サンスクリット初期の言語で書かれているインドの「ヴェーダ」では次のように記載されている。
地球は母、空は父、空気は魂、太陽はエネルギー、そして、水は生命を支える脈。

ベーダ農業では、資源の投入は栄養補給のためだけではなく、5つのエレメントを適切なタイミングでバランスをとらなければならないという。

インドで神聖視されている牛は、ベーダ農業では中心的存在として書かれている。牛の糞と尿からプレパレーションをつくり、牛乳から、ギー、チーズ、ヨーグルトなどが生産される。

バイオダイナミック農業に少し似てないだろうか。

Yajnas とIshtisはベーダ農業の重点項目だ。
Yajnas(ヤガ、ホマ、イッシトともいう)はピラミッド型のポットで準備された火のこと。堆肥を作るときの余熱やバイオエネルギーを利用するのだ。

また、ハーブを使った病害虫コントロールについても言及されている。
使われているメディカルハーブの種類は多岐にわたっている。
Shatavari (Asparagus spp.), Bhallataka (Marking nut), Ashwagandha (Winter cherry),Kana (Long pepper), Guggulu (Comniphora mukul), Asana (Terminalia tomentosa)Shatapushpa (Dill seeds), Triphala, Karanja (Pongamia glabra), Adathoda etc. Haridra (Turmeric), Ginger, Oleander, Karavira (Nerium), Tulasi(Ocimmum spp.), Tobacco, Langli (Gloriosa superba), Arka (Calotropis) and Sami(Prosopis spp.)

中国の漢方はよく知られているけれど、インドのハーブや古代農法は未知の世界でおもしろい。
もうすこし文献を読んでいきたい。

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最近はメディカル・ハーブに興味があり、多方面から様々な情報を収集しておりますので、参考となるサイトや書籍(英語可)がありましたら、またブログ上でご紹介頂ければ幸いです。
  • innoplex
  • URL
  • 2010/08/11(Wed)16:00:31
  • 編集

メディカル・ハーブ

innoplexさん

こんにちわ!コメントありがとうございます。
メディカルハーブの本いっぱいインドの研究室の図書館にあるのでまた紹介しますね!
  • みけ
  • 2010/08/13(Fri)14:22:39
  • 編集

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「アグロエコロジー」続編:
http://agro-ecology.blogspot.jp/

たねのもりびと

ワーゲニンゲン大学大学院
有機農業研究科修了
(アグロエコロジー専攻)
Wageningen University
MSc of Organic Agriculture

ブータン政府GNH委員会インターン
国を100%オーガニックにする国家プロジェクトに従事

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