アグロエコロジー
オランダの大学院で有機農業を勉強する留学生の日記
スラムの祭に参加してみた。
ガネーシャが帰る日。
スラムはお祭り騒ぎだった。
隅からのぞいていると、ボスらしき人からお呼びがかかった。
「ちょっとこい。」と手招き。
それは、この辺をとりしきる女ボスだった。
流暢な英語でスラムの奥へと案内される。
ちょいとどきどきしながらついていってみると・・・。
トタンパネルをおいただけの玄関をくぐった先には、ジーザスの絵がどーんと壁に画かれている。
この土地は、彼女の個人資産。
スラムの住人に開放し、現在40名のホームレスたちがこの空き地で暮らしている。
女ボスは彼らを兄弟、家族と呼んでいる。
私の持ち物をみては、逐一「これはいくらだ?」と聞いてくるので最初ちょっと怖かったけど(売られるかも?と思った・・vV)、いい人みたいだった。
話をしてみると教養があるのが伝わってくる。身なりも、他の人よりいい気がする。そしてまだ若い。
なんでこんなことをしているのだろうか?すごく個性的で不思議な人だ。
今日はガネーシャが帰る日。
日が暮れると共に、お祭り騒ぎはヒートアップ。
どこからともなく無数の人が押し寄せ、爆竹、打ち上げ花火、ドラム隊・・・。
話ができないほどのにぎやかさ。
ビルとビルの間で打ち上げ花火なんてかなり無茶だ。
ここは危ないからと、ボスに連れられ、ビルの屋上に上る。
廃棄物の山からビルの非常階段までジャンプさせられた。(そっちの方が危険だった笑。。)
この祭り騒ぎは深夜まで続くのだった・・・。
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「アグロエコロジー」続編:
http://agro-ecology.blogspot.jp/
たねのもりびと
ワーゲニンゲン大学大学院
有機農業研究科修了
(アグロエコロジー専攻)
Wageningen University
MSc of Organic Agriculture
ブータン政府GNH委員会インターン
国を100%オーガニックにする国家プロジェクトに従事
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