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ケララへの旅

研究所で知り合った博士課程のダニアが故郷のケララに里帰りするというので連れて行ってもらうことになった。
ケララといえば、バックウォーター、海岸、シーフード料理。

バンガロールからタミル・ナドゥを通り、ケララに入ると空気が変わる。暖かい風が南国の匂いを届ける。
 


そしてケララは雨季が年間8ヶ月に及ぶ雨の地。
バックウォーターどころか、スプラッシュ・フロントだった・・。

 

ケララは海岸部と山岳部に分かれる。
漁、ココナツ、田んぼが中心の海岸部。
そして、生物多様性の宝庫、西ガート山脈に囲まれた山岳部。
ダニアの村は山岳部にあり、アグロフォレストリーが生活の中心だ。

ココナツ、バナナ、ゴム、ティーク、香辛料・・
昔ながらの棚田はこうした換金作物に置き換わり、収益の低い米は隣のタミルナドゥからの輸入に頼っているのだという。


乾燥地帯のカルナータカ州に比べるとケララはフルーツや野菜、魚介類、香辛料がいつでも豊富に手に入るため、食事も豊かだ。

ダニアの家にはひっきりなしに来訪者が訪れる。
近所の人たちは自分の家のようにくつろぎ、ご飯を食べて帰る。
近所を散歩していると、「ジャパン!ヒロシマ、ナガサキ!スズキ!テクノロジーナンバーワン!」
なんとかコミュニケーションをとろうとしてくれる。
そして、とりあえずお茶をのんでけ。と声がかかるのだった。

こうして、週末の1日が平和にすぎた。
 

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「アグロエコロジー」続編:
http://agro-ecology.blogspot.jp/

たねのもりびと

ワーゲニンゲン大学大学院
有機農業研究科修了
(アグロエコロジー専攻)
Wageningen University
MSc of Organic Agriculture

ブータン政府GNH委員会インターン
国を100%オーガニックにする国家プロジェクトに従事

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