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地球の歩き方初版ブータン





地球の歩き方ブータンの初版本を偶然手に入れました。
この本の出版は、取材した時点ではブータンに関する英語のガイドブックも存在しなかったという1991年。

私がもってる他のどの国の地球の歩き方よりも見やすい。読んでいておもしろい!
ブータンの歳時記や、暮らし、民族、歴史と、単なる観光ガイドを超えて読み物として完成されている!
どうして今の地球の歩き方はあんなに商用化されてしまったのでしょうか?
読んでいて面白くないです。


この本をもらったのは、オランダ人から。
ブータンに行ったときに、当時の協力隊員からもらったのだそうです。

その本が、20年後、私のもとにやってきました。
そして、どういう縁か、ブータンで4ヶ月間インターンシップすることになりました。

来年はビザ代1日200ドルから250ドルに値上がりし、オフシーズン割引もなくなるのだという。何より、ブータンも急激に近代化が進んでいると聞く。
行くならいまだと思ったのです。

オランダ人からもらったこの本。インターンをするきっかけとなったカナダ人。
世界はどこでどうつながっているかわからない。
何かの縁を感じます。きっとこれは始まりにすぎないのかもしれない・・・。


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リンの枯渇が招く食料問題

湖の富栄養化を招くリン酸洗剤が問題となり、リン酸は環境によくないというイメージがあるが、植物にとっては窒素・カリウムと並んで重要な栄養素。
そして、原料は主に鉱石。石油と同じで、再生不可能資源なのだ。

リン鉱石の主な産地は中国。主要用途は科学肥料。
中国は貴重な鉱石の流出を防ぐため、高い関税をかけている。
日本ではあまりリン酸について騒がれていないが、こちらでは石油と並ぶ資源問題になっている。

オイルピークならず、「リン酸ピーク」といわれている。

食料の安全保障問題となるリンの枯渇。

イギリスのSoil Associationは、リン酸ピークは2033年くらいではないかという記事を紹介している。
リンがなくなれば、いままでの対症療法的なやり方では収量がおち、増え続ける人口を養えなくなる。

この問題の解決のためには有機農業を普及し、リンや資源の効率利用を図るべき。と、Soil Associationは提案している。


Soil Association website



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Uターン就農手当100万円

新規就農に5年間、年100万円の補助金がもらえるのだそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110105-00000664-yom-bus_all


いろんな人のブログを見ていると、

「年100万で食えるか」
「生活保護よりおいしい」
「きっかけにはいいけど、起動にのらなければ5年後離農するのでは?」

賛否両論だが、否定的な意見が多い。


農水省の統計によると、離農率は22.4%(2010年)
つまり、約50万人が離農していることになる。

対する就農者は、2009年の統計によると7万人。
http://166.119.78.61/j/tokei/kouhyou/sinki/index.html

(ん?単位間違ってやしないかこれ?)

就農手当ては年間1万人を見込んで500億円計上している。

1万人増えたとして、新規就農者8万人。で、離農者50万人。
残念ながら、焼け石に水である・・・。


ところで、この政策、休耕地解消に役立つとのこと。

ある新規就農者の話によると、「農業やりたくて地元に帰ってきたけど、土地がみつからない」のだそう。
休耕地はあっても、もともと農家でもない彼に土地を貸してくれる人がいないのだとか。
彼は雇われ農家として修行している。信用を勝ち取るには、地元であっても時間がかかるのだ。そんな状況で、5年間ふんばれるだろうか?


オランダでは、もししばらく農地が管理できなくなってしまったら国家管理のもとにおかれることになる。なので、日本のように荒廃した土地は見かけない。

土地登記制度が整っていないインドでは、耕したもの勝ちなので、もし数年間ほっておこうものなら、久々に故郷に帰ってきたら自分の畑がサトウキビ畑にされてしまっているだろう。

インドの場合はかなりひどいけど、日本でもあまっている農地が使いやすい条件が整えばいいのにと思う。




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ダッチはなぜ結婚しないのか?

先日、大学のフリーペーパーに面白い記事がのっていた。

「え?どうして結婚するの?」

最近結婚したというある留学生が、「おめでとう」という言葉を期待してオランダ人の同僚に話したところ、上記の反応が返ってきたのだとか。

確かに、思えばオランダで結婚式に呼ばれた場合、多くはオランダ人同士の結婚でなく、国際結婚だったというのだ。


「オランダ人は、たとえ子供がいたとしても、10数年同姓しているパートナーをボーイフレンド/ガールフレンドと呼ぶのだ」

同級生にも、ボーイフレンドと同棲しているダッチは多い。もちろん親も公認だ。

これは、社会環境が整っているからこそできるとこではないだろうか?
日本でも結婚せずに同棲する人が増えているけれど、社会制度が追いつかなければ、責任があいまいになってしまうような気がする。


記事"get marrid? why?"



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ダッチ流カウントダウン2011

あけましておめでとうございます。

今年は新年はワーゲニンゲンで迎えました。
噂に聞いた花火を見るために!
去年はモロッコで年越ししたけど、帰ってきたらみんなにこれを見なきゃ新年始まらない!といわれ、今年はワーゲニンゲンでみようと決めていたのでした。

(というか論文が終わらなかったからどこにもいけない・・・)

▼昼間のワーゲニンゲン



オランダでは、新年を迎える瞬間は花火が解禁になり、個人で打ち上げ花火をあげることができる。
クラスメートによると、前日にはもうスーパー中の花火が売り切れ、ブリュッセルまで買いにいく人もいるのだとか。すごい気合の入りようです。

昼間の写真とのビフォー・アフターを見てください!
夜になるとすごいのなんの。


ミッドナイト。

年越しそばを食べながら、まったり~というわけにはいかず、寝る子も起きる爆音が・・・。
外に出てみると、もうあちこちから飛んでくる!!

木に向かって乱射する人たち。車から打ち上げる人たち。
ビルの屋上から花火を投げる人たち。(←もはや打ち上げじゃなくて打ち捨て花火)


窓ガラスにもあたりまくり、火花をよけながらベランダへ。

15階から見る花火





日本の花火のように、オーガナイザーがいないのでやり放題。
去年は車が燃えたそう。

この騒動は約1時間続いたのでした。

15階なら安全とおもっていたけれど、ちょうど火花が散る位置だったんですね・・vV
上から見る花火はなかなかスリリングでした。


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2010年の振り返り

【1】 モロッコで2009/2010年越し
 野犬と麻薬密売人に追いかけられながら、アトラス山脈トレッキング。
http://agroecology.blog.shinobi.jp/Entry/107/





【2】 フランスの農場で実習。テント生活2週間。
 高地の朝晩は冷える。寝袋1枚でまじ寒かった・・・
 フランス全国紙の取材を受け、新聞に載る
http://agroecology.blog.shinobi.jp/Category/20/



 
【3】 世界最大のオーガニック見本市まで遠征。
 BIO FACH 2010に参加したのはテスト期間中。
 うちのクラス全員強制参加だったので、ほぼ勉強合宿と化す。
http://agroecology.blog.shinobi.jp/Entry/125/




【4】 デンマーク研修
 2週間デンマーク視察研修。
 1日自由行動の日はハンブルクまで行っちゃいました。
http://agroecology.blog.shinobi.jp/Entry/159/




【5】 ノルウェー旅行
 思えば、普通にヨーロッパ旅行したのはこれが初めてかも。
 いつも研修で行ってたから。




【6】 インド生活3ヶ月
 いろんな出会いがありました。
http://agroecology.blog.shinobi.jp/Category/22/




こんなに濃い1年は初めてです。
大いに遊び、大いに勉強することができました。
本当にオランダに来てよかった!!
あと1年弱、濃い~留学生活を楽しみます!


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ハンガリー珍道中(3)



【ジプシーの演奏】

あるレストランで。
かってにジプシー音楽だといって席の隣で演奏しはじめた。
チップ請求してきたけど、断固として払わなかったら隣の席で演奏してた。
ゆっくり食べさせてくれ。

その店、たぶんオーナーもグルなのか、さりげに頼んでもいない料理を清算に入れてきたり。

やってくれるじゃないの。

ま、インドほどじゃないけど、インドの場合、明らかにあやしそうで怪しいからわかりやすい。
けど、ハンガリーは一見発展していてきれいな町で、警戒心が低くなってるから、こういうことされるとインド以上にうざい。


【温泉】

ハンガリーは温泉大国。
とにかく、でかい、広い。広さにかけては世界一じゃないだろうか。
久しぶりのサウナを堪能できた。
泉質はやはり日本が世界一だと思った。





ここでも、電子ロッカーが壊れた。
自分のロッカーがあけられなくなった。
それは君のロッカーじゃない、と言われ、従業員による陰謀かと思った。
(↑もはやハンガリー人信じちゃいない。)


でも、温泉とハンガリーのマーケットはおすすめ。

▼マーケット





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ハンガリー珍道中(2)

【罰金。】

you are idiot, idiot!!

地下鉄で罰金とられた。チケットを改札機に通していなかったからだ。

警備員が6人もいながら、チケットを見せたのに、機械に通さないといけないことを教えてはくれなかった。機械も8割壊れている。

「そっちが悪い。」

というと、かなり汚い言葉でののしられた。

偶然とおりかかった日本語話せるおばさんが間に入ってくれた。
結局罰金払わされたのだけど、ハンガリーは強権主義的な人たちが牛耳っているから市民も対抗できないのだそうだ。

そして、雇用創出事業かとおもうくらい、人手がありあまってるのに、たいした仕事してない。
外国人とみると、ノルマがあるのか、とにかく難癖つけて罰金とろうとしてくるのだった。


【両替詐欺】

ドライな姉さんとは単独行動をとることが多く、この日は一人で歩いていた。
自称イタリア人から道を聞かれた。
銀行を探しているそうだ。あいにく、こっちも地理を把握してるわけじゃない。

そのときだった。

「そいつは、両替詐欺だ。お前またやってるのか!!?」

自称ポリスがあらわれた。
自称ポリスはイタリアンの財布を取り上げて中身を確認し始めた。
みけにもパスポートの提示を求めてきた。

パスポートを見せてから気づいた。
あ。こいつらグルじゃん。

きっとこのあと、君の財布を見せてくれ、か、ちょっと署まで着いてきてほしいと言い出すに違いない。
その前に逃げないと・・・

「教えてくれてありがとう。気をつけるよ。」
といって、立ち去る。

まだ話が終わってないとか叫んでたけど、こっちはもう話すことなんてない。

いやー手口がべたべたなんだよっ。頭つかいな! 




▼宿は、ドナウ川に浮かぶ船上のホテル。





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ハンガリー珍道中(1)

3泊4日ハンガリー温泉紀行いってまいりました。
オランダ以上に寒かった~。。

【出発。】

「バスきたよ~!!」
という電話で目を覚ます。

目覚ましは鳴らなかったのだ。

5分で着替え、外に飛び出すと、寮の目の前のバス停にはすでに友人の姿はなかった。

「ごめん、共倒れになるよりは、一人でも行くわ~。」
と、友人からメールが入っていた。

まじっすか。姉さん、ドライで素敵すぎるんだけど☆

いきなり、出だしからそんなこんなで・・・。
靴下もはかず、もうひとつのバス停からスキポールへ向かう。

空港着、定刻30分前。

「みけ~!!会えてよかった~!」
チェックインカウンターで待っていた友人と抱き合う。
その姿は、まるで、数年ぶりに会う友人との感動の再開を果たしたかのようだったに違いない。

チェックインには間に合ったものの、気の遠くなるような長蛇の列ができていた。

「大丈夫さ、ぼくのなんて、定刻15分もすぎてるから。」
前に並んでいたアメリカ人が、汗を拭きながら励ましてくれた。
いや、彼自身、自分を励ましているかに思えた。

無事、問題なくフライト。





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ブータンに長期滞在するには?

ブータンの観光ビザ取得には一日200ドルかかる。
1週間の滞在でビザ代だけで15万円もかかってしまうのだ。

でも、これを払わずに長期滞在する方法があります。

ググってみると、実際やってみた人のブログがいっぱいでてきました。
海外の学生は本当に活発です。


1.招待ビザをもらう
これが一番現実的な手段だけど、ペーパーワークが大変らしいのでよっぽど親しい友達がいないと無理かも。

2.ボランティアやインターンシップで入る。
JOVCやUNVが確実ですが、他にもインターンを募集している団体はいくつかあります。

3.1週間の観光ビザをとり、ブータンで就職活動。
いきなりインターンさせてくださいって言って知らない人にビザをほいほいだしてくれるわけはない。
とりあえず、観光ビザで入り、アタックあるのみ。

4.リサーチビザをとる。
えー、現在みけは、これ、挑戦中。成功したらまた詳細書きます!

5.留学する
交換留学というのもありだけど、日本の大学でブータンと交換留学ある大学はまだないんじゃないでしょうか。

ブータン留学斡旋してる民間団体。


ヒマラヤ学を学ぶ


The school for field studies

1ヶ月80万円~!
奨学金もあるみたいですが、ブータン留学はとにかく高いです。


6.Phunsholingから入る(※不法入国です)
ブータン人の友人によると、陸路で入ればパスポートチェックないのだそう。
国境まで迎えに行くから普通に入ったら大丈夫だよ~って言ってたけど。。。まじか?!
国外追放になっても責任は持ちません。あしからず。


プロフィール

ブログ移動しました

「アグロエコロジー」続編:
http://agro-ecology.blogspot.jp/

たねのもりびと

ワーゲニンゲン大学大学院
有機農業研究科修了
(アグロエコロジー専攻)
Wageningen University
MSc of Organic Agriculture

ブータン政府GNH委員会インターン
国を100%オーガニックにする国家プロジェクトに従事

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