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狂犬病予防接種2回目

2度目の予防接種を受けてきました。

ジフテリア、破傷風、ポリオ混合ワクチンは前回インド訪問時にも受けたので、今回は狂犬病だけ。

何か今日は注射打った腕と首がつっぱるような感じがする。
日本じゃ28日間隔になってるけど、オランダでは1週間に1本の間隔で打てるなんてちょっと変なんじゃない?と、気になって調べてみた。

欧米で使われている狂犬病ワクチンと日本で製造されているワクチンは違うらしい。
日本では4週間間隔をあける接種法しか認められていないため、1ヵ月後に途上国へ渡航となった場合間に合わない。欧米では、3週間で3回接種ができるのだ。

そして、暴露後接種(かまれてから)は、欧米のワクチンなら5回ですむけれど、日本なら6回打たないと十分な抗体ができないのだとか。
狂犬病の発生が見られなくなって久しい日本では、対策があまり進んでいないのかもしれない。

だけどwikipediaを読んでて気になるニュースが。
南米から米国に輸入されたハムスターが狂犬病に感染していたらしい。
これって、日本でもありえるのでは???
ハムスターは予防接種しないし。

そして恐ろしいのは、潜伏期間が長いこと。
知らずに海外で感染した人からの臓器移植で感染してしまった例もあるらしい。

とりあえず、予防接種から抗体ができるまで1ヶ月かかるそうなので、気をつけよう・・。


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ブータンの電子ビザ

ブータンのビザが電子メールで届いた。
というか、ビザというよりも通行手形のようなものかもしれない。
この紙を入国時に見せると2週間の滞在許可がもらえる。
そして、本ビザは入国後にパスポートを持って2週間以内に正式に申請することになる。
なんか、見た感じ、偽造できそうなんだけど、入国ポイントで番号が控えられているのだろう。





インドビザよりも先に取れると思わなかったけど、とりあえず一安心。
残るはインドビザ問題。
どうもインドビザが最近厳しくなってきているようだ。日本人に対しても例外じゃない。
観光ビザは基本3ヶ月しか出せなくなった。6ヶ月ビザが必要なら旅程計画表と預金口座残高が確認できるものが必要、と言われた。。
そして、その旅程が理にかなったものでなければダメなのだそうだ・・・

去年8月に取ったときはそんなことなかったのに。
観光客をそんなに減らしたいのだろうか・・?日本人観光客をいいカモにしてるくせにね。

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予防接種の副作用

予防接種をいろいろと受けてきました。

ジフテリア、破傷風、ポリオ混合ワクチン:10年間有効
チフスワクチン:3年間有効
A型肝炎:25年間有効
狂犬病:有効期間不明 (3回必要)

どうも、日本の予防接種情報を検索すると、オランダの予防接種は2回目接種の間隔が短い!

たとえば狂犬病、2回目を2週間以上離すことになってるけど、オランダでは1週間に1回受けれるのだ。
そして、お風呂も普通に入って大丈夫とか。


肝炎とチフスは筋肉注射。
以前受けたときに手があがらなくなったから、アジア人にはオランダ人の半分でいいんじゃないか、と話したら、国際規格だからそんなはずはないと言ってたけど。。

狂犬病の予防接種の後は、首のリンパ腺が腫れて、腕がかゆくなるのだそう。
確かに首がだるい感じがする。

全回よりはましだけど、なんだか疲れやすい。



「大丈夫?やせたんじゃない??」

会う人、会う人が言う。

気になって体重計にのってみると変わってなかった。
うれしいような悲しいような・・・。
ま、予防接種でやせられたら苦労しないわな。

今日は帰宅してちょっと横になるつもりがそのまま熟睡してしまった。
やっぱり疲れてるのかも・・・


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追試体験

人生初の追試を体験しましたよ。

実は、Advanced Statistics(統計上級)コースが必修科目だと思わなくて、sittingのつもりだったのだけど、たまたまスタディーアドバイザーにいま統計とってるけど難しいという話をしたら、「あぁ、それ、必修だから頑張ってね。」と言われ唖然・・・。

えええええーーー?!!!あうあああ???
・・・でした。

論文の統計処理も終わってなかったけど、必死に勉強しましたよ。
結果、5。(10段階成績)


まじですか・・・?
追試決定。


追試は次の学期の試験と同時に行われる。

ワーゲニンゲン大学の最悪なところは、学期休みがないところだ。

春休みも、秋休みも、冬休みも、あったもんじゃない。
あるのは夏休みと年末年始(12月29日~1月3日まで)だけ。

テストの週があければ、即次の学期だ。
試験が金曜日なら、学期休みは普通に土日しかないのだ。
しかも、テスト期間中に予習用の資料が配布される。

なので、まじ、1年目はどこにも行けない。スーパーくらいにしか。
留学のついでにヨーロッパ旅行したいとか思ってる人にはお勧めできない大学だ。
みっちり勉強してくれい。

それはそうと、追試になると、さらに休める確率が減る。。
もう単位全部とったから、今年はちょいとバカンス~♪計画が・・・vv(マルタ島旅行が3泊4日に減った・・・;_;)
まぁ、人生そう甘くはないってこと。。


追試を受けたのはマルタ島へ行く前日だった。
Soil Plant interactionの授業が終了してから3日間、朝から夜の11時まで図書館にこもり勉強した。

結果・・・。

試験会場で追試仲間にVサイン。
全部解けた!

あー統計ってこういうことだったんだ~。かなりすがすがしい。

「goin well?」
先生に笑われた。

追試になると必死さが違うねやっぱ^^;


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マルタ島のオーガニック農業

マルタ島でサイクリングしていると、石垣に囲まれた小さな畑が九十九折に重なっている景色を目にするだろう。
整地されていない不効率な畑がほとんどだ。

「マルタの町はオーガニックなんだ」

と、同じ宿に泊まっていたカナダ人のおばあちゃん。

まっすぐな道なんてない。すべてが入り組んでいて、わかりにくくて、効率が悪い。
でも、不効率なものに意味があることがわかるととても面白いのだ。
すべての道は有機的につながっている。まさにこの一見した不効率さは、オーガニックの原点なんじゃないだろうか。


積まれた石垣は、日本の竹富島に似ている気がする。マルタの石は石灰石が多い。
石垣に雨水をため、灌漑に使用されている畑もあった。

作物は、オリーブ、ハーブ、ぶどう、フルーツなどがごちゃまぜに植わっている。


神殿で所有しているというオーガニック農場の直売店を訪ねた。

EUの有機認証を取得している。




「マルタ島は戦時中食べ物がなく、ほとんど自給していた。農薬も化学肥料も使っていなかった。今もそのままでやってる。」

と、直売店で、昔ながらの編み物をしていたおばあちゃん。




店には、オーガニックのはちみつやジャムなどの加工品が並ぶ。

サボテンの実はバナナのようにむいて食べるのよ。というおばあちゃんの話につられ、サボテンの実ジャムを購入。

Tamarindに似ているのだけど、これをつぶして飲むと風邪のときにいいのだそう。
マルタ島の民間療法をいろいろと教えてくれた。





この島のオーガニックみかんはとてもおいしくて、試食したら買わずにはいられなかった。1パック(5こ)、1ユーロ。
いっきに2つ食べてしまった。みかん中毒になったのは初めてだ。


マルタの農地は家庭菜園規模に細分化されている。
入植者は畑つきの家を建てるのが慣例だったようで、入植者が増えるにつれ小さくなっていったという。
いまではマルタの主要産業は観光。オーナーは畑をやめて都市へ移動し、放置されている土地もあるとか。

黄色いお花畑が生い茂っているところがたくさんあった。
それもまたきれいなんだけど、今マルタは野菜を海外からの輸入に依存している。
こんなにも豊かな土地が残っているのに。


しかし、有機野菜の需要は高まっており、マルタ島でも昔ながらのオーガニック農業が見直されつつある。

「nature repairs itself」

マルタで活動するpermaculturaristは言う。

「厳しい環境で育ってきた在来の品種を使うことで、農薬や化学肥料に頼らなくても十分な生産が出来る。」

地産地消を基本とする有機農業の需要の高まりは、マルタの農業を後押しするかもしれない。


■マルタのパーマカルチャー
http://bahrijaoasis.blogspot.com/

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マルタ人のジョーク

マルタ島の人たちは気さくで愉快です。
バスがとにかく安く(45セント~高くても1ユーロでどこでもいける)、地元の人たちもよく利用しているよう。

エピソード1

あるとき、バスは乗客がベルを鳴らしていたのに間違って通り過ぎてしまった。

おばあちゃんが、下ろしてよと叫ぶ。

「あぁ、ごめんごめん。文句言わないでね」と、運転手さん。

「文句言ったつもりはないよ。ありがと。」と、おばあちゃん。

おばあちゃんがおりたあとには、荷物が残っていた。

「おーい、おばあちゃん!!こいつが文句言ってるよー。」


車内大爆笑。



エピソード2


ゴゾ島から日帰りするには、RABATから6時半の最終バスに乗らなければならない。
バスにはすでに多くの人が乗っていたが、運転手が見つからない。

一番前の席に座っている人が、このバスであってる。55セントだ。というので、運転手かと思って払おうとすると、

「僕は運転手じゃないよ。ほら、ビールもってるだろ?」

「Cheers to the Driver!! (運転手に乾杯!)」


すかさず野次が飛ぶ。


「あんた、ビールもってバス代回収したらもうかるかもよ~」

車内大爆笑。


とにかく外国人もマルタの人もフレンドリーだった。

ちなみに、ビールもってた運転手役の人、船のチケット売り場まで案内してくれ、船に乗るまで見送ってくれたのだった。



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ドラクエ風マルタ島旅行記

ドラクエの世界をお楽しみください。


世界の入り口へようこそ。


マルタといえば、中世騎士の要塞都市。



お城の兵士さんたちです。



アーマーとか武器の品揃えは超一級。ついつい装備したくなっちゃう。
この感動を分かち合える人がいなかったのは寂しいことです。




フィールドには敵がいっぱい。
一度訪れた場所にしかルーラは使えないので、苦労しましたよ。


でたーーーー!!!




教会でお祈りしよう。生き返るかもしれません。




もちろん神殿もあります。
職業は何にしますか?



ハンターになるには最適の隠れ家。



岩穴住居は本拠地にもつかえます。



馬車でメンバーチェンジ!



さて、次なる道はどこにつながっているのでしょうか?



次の世界へ向けて出港します。




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オランダ留学生インターンシップ情報

オランダにある国連関連機関がインターンシップ生を募集中です。


化学兵器禁止機関

業務内容:化学兵器禁止機関(OPCW)に関連する業務
勤務期間:最低2ヶ月、最長6ヶ月を目処


国際司法機関


業務内容:国際司法機関(ICC, ICJ, ICTY等)に関連する業務
勤務期間:最低2ヶ月、最長6ヶ月を目処

詳しくは
http://www.mofa-irc.go.jp/


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ブータンで働くには?

現在ブータンでのインターンシップに向けて手続き中。

必要な書類
・ビザ申請書
・就業許可申請書(雇用主のサイン)
・メディカルチェック

まずは就業許可申請を日本で言う厚生労働省的な機関に申請し、ビザの手続きはこの許可が下りてからになる。

雇用者は許可された地域でしか働けない、問題があった場合はすべて雇用主の責任となる、ということが書かれている。
目的外のことをする場合(たとえば観光したい時)、別の許可が必要になる。
インドでインターンシップしていたときは勝手にふらふら動き回ってたけど、それはブータンではご法度ってことね^^;


晴れて就業許可がおりれば、VISAはオンライン申請となり、電子メールでVISAが発行されるらしい。なんだかハイテクだ。

しかし、2週間までのテンポラリーVISAしか事前にもらえないため、本VISAは入国してから2週間以内に直接申請しないといけないのだ。

VISA取得までの道のりは長いなぁ。
入国予定日まであと2ヶ月。
間に合うといいのだけど・・。

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ブータンのマツタケ輸出戦略

ブータン人の友達に里帰りするのでお土産なにがいい?って聞かれて、「マツタケ!」って迷わず答えたら本当に買ってきてくれた。

ブータンはマツタケの産地で安いっていうのをどっかで聞いたから。
でも、実は高かったらしい。いくらしたんだろ。

でもそれは缶詰だった・・・缶詰のマツタケなんてはじめてみた。

どうも、マツタケシーズンがちょうど終わったところで、どこにもなかったそうなのだ。ようやく見つけた缶詰は最後の一個だったよう。
まぁ、普通のマツタケよりも面白いかもしれない。

パッケージには
「賞味期限:3年」

ほんとかよーー?!!

いままさにこの缶の中で培養中なのかしら?
あけたら、わさわさ菌がでてきたりするのかしら。
どきどき・・。




それはそうと、パッケージに「MATSUTAKE」と書いてある。日本語だ。

気になってちょっと調べてみた。
ブータンに関する調べ物をするのは楽だ。
最近まで共通文字がなかったブータンではほとんどの公式文書が英語で書かれてあるからだ。

ちょっと政府関連文書にアクセスすれば、マツタケに関する調査資料がでてきた。

そこには、日本へのマツタケ輸出戦略、市場分析から競争相手国の分析までしてあって面白かった。

その資料によると、中国と北朝鮮が敵なのだそうだ笑。
しかし、日本へのマツタケ輸出量は、重量では中国が1位だが、価格ベースでは韓国が1位。つまり、中国のマツタケは安物。そして、韓国は価格変動が激しく、近年輸出量が落ち込んでいる。

日本が輸入するキノコ類のうち、重量ではシイタケ70%、マツタケは5%にすぎない。
価格換算すると、マツタケ44%、シイタケ25%と逆転する。
ここはマツタケにしぼった方がお得。

そして、「質」にうるさい日本に輸出するには、中国のように大量に輸出するのではなく、対策を講じる必要がある。

要約するとこんな感じです。


ブータンのマツタケ事情でした。


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プロフィール

ブログ移動しました

「アグロエコロジー」続編:
http://agro-ecology.blogspot.jp/

たねのもりびと

ワーゲニンゲン大学大学院
有機農業研究科修了
(アグロエコロジー専攻)
Wageningen University
MSc of Organic Agriculture

ブータン政府GNH委員会インターン
国を100%オーガニックにする国家プロジェクトに従事

■ご挨拶
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