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エープリルフールの悪戯

 エープリルフールは嵐だった。

気づいたら吹雪だった。
花吹雪ならうれしいけど、正真正銘の雪だ。


遠足は中止になった。
かわりに講義になった。

これって、エープリルフールだよね。

クラスメートと顔を見合わせる。


吹雪は一瞬で止んだ。

でも中止になった遠足は帰ってこない。。

天の悪戯かしら。


キャンパスのすべてのエスカレーターが止まっていた。

「4月から3ヶ月間、エスカレーターの運転を見合わせます。健康のために歩きましょう。」

と、張り紙。


何かの実験かと思ったら、次の日には動いていた。



「エープリルフールでした☆」

と、張り紙。


大学までこんな悪戯に協力すると思わなかった・・・。



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文献の探し方

英語の文献は、無料で利用できるものも多くかなりデータベースが充実しています。

よく使ってるのは、

Google Scholar http://scholar.google.nl/
Scoupus http://www.scopus.com/home.url

このあたりが使いやすいです。

その他:

web of science
http://apps.isiknowledge.com/
springer link
http://www.springerlink.com/home/main.mpx
BASE
http://digital.ub.uni-bielefeld.de/index.php
scientific commons
http://en.scientificcommons.org/
world cat
http://www.worldcat.org/
european thesis portal
http://www.dart-europe.eu/basic-search.php

プレゼン資料や動画などが検索できます。
http://www.slideshare.net/


海外から、日本の文献を探すのが一番大変です。


 CiNii 国立情報学研究所 論文情報ナビゲータ
http://ci.nii.ac.jp/


無料のやつが少なくて困るんですよね。
しかも英文で書かれたものがあまりない・・・。

日本の文献のデータベースで英文で公開されているものがありましたら教えてください!!


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ビオ・サミット2010 in プラハ

Bio Summit 2010 in Prague

有機農業・食品に関する国際会議が、この春、プラハで開催されます。

3回目になるビオ・サミット。有機農業生産、流通、マーケティング、LOHASなライフスタイル、フェアトレード、CSR、カーボン・オフセットなどをテーマとする国際会議だけに、朝食、昼食はオーガニックです。


日時:2010年4月8日
場所:プラハ

スケジュール:

8:30- 受付、オーガニック・ブレックファスト
9:00- Shaping the future: Sustainability and Ethics in Business
10:45- Latest figures from the markets: Sustainable consumption
12:30- オーガニック・ランチ
13:45- ワークショップ
16:00- Plenary Session – Round-table discussion: Sustainable Business practices

ホームページ
http://bio-summit.retailinfo.cz/en


 

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オーガニック・グリーンハウス

ロッテルダムの近くにあるオーガニックのグリーンハウスを見学してきました。

10年前にオーガニックに転換したというフランク。
スペイン産の安いトマトと差別化するために、wild wonderというプロジェクトを始め、7haの温室には、
7種類の胡椒と20種類のトマトを栽培されています。

57e42dd5.jpeg




















■病害虫管理
オーガニックで大変なのは病害虫管理。一度病気が広まってしまえば、農薬を使うことができないので被害が大きくなり、ひどい時には作物の50%がだめになってしまうそう。

フランクは、月に1回の土壌診断に加え、年に1度、生物多様性診断を行っています。
どれだけの有用微生物がどのくらいいるかを見て、バランスを図っているのです。

トマトの主な害虫であるセンチュウは、胡椒にはあまりつかない。
区画をトマトと胡椒に分け、ローテーションを行いながらセンチュウが増えないように調整。

このプロセスで、有機に変えてから2年目には8000/m2いたセンチュウが、次の年には1,000/m2に減ったのだとか。

センチュウの数を数えてるところがすごいです・・・。


CIMG1380.JPG


5010d2bb.jpeg
▲wild wonder


■収穫
トマトの熟れ具合は種類によって違うので、収穫のタイミング管理が大事。
中には収穫後に破裂しやすい種類は、とくに輸出向けだと熟すけっこう前に収穫。
やっぱり地元産が一番ですね!
(ちなみに写真の黄色いのは、品種の違いで、すでに熟している)



■流通
しかし、驚きなのは、この温室で作られているトマトと胡椒の約10%が国内流通向けで残りはアメリカ、カナダ、フランス、ドイツに輸出されるのだという。
グリーンハウスの盛んなオランダでは競争率が激しく、プレミア価格がつきにくいのだとか。

ここの温室は「ヨスタ」というオーガニック専門のマーケティング会社と契約し、販売戦略をたてています。
これまでは、ヨスタは国内市場にあまり興味がなく、商品の半分をアメリカに輸出されていましたが、最近では、国内や近隣諸国にシフトする方向に変わってきているそうです。

有機野菜の輸出価格は、トマトは慣行農法の50%増、胡椒は70%増(1.7倍)になるそうです。

フランクが有機農業を始めたころは、商品の80%がオーガニック専門店で、スーパーに卸すのは20%程度でしたが、今や、80%がスーパー、20%が有機専門店にわたっています。
スーパーの意識がオーガニックに向いてきているようです。


■ホームページ
http://www.natureandmore.com/growers/frank-de-koning


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社会に開かれた研究所

Biodiversity and agricultureフランス国立農業研究所(INRA)では、農家や地域コミュニティーを巻き込んだ農家参加型開発を実施しています。
参加型開発は、途上国の開発の世界ではメジャーな手法ですが、日本国内では意外とあまりとられてないのではないでしょうか?

オーガニック種苗の参加型育種、オーガニックで収量を上げる方法、これらを農家の人たちと一緒に研究することで農家の人も学べるし、単なる実験ではなく、より実践に近いデータをとることができます。

面白いのは、地域の人たちも研究に出資しているのだそうです。
農家の人自ら研究に出資するということは、それだけ求められている研究をしているということなのでしょう。


ヨーロッパの公的農業研究所では、研究費の10%をオーガニックに当てることという国の規定が定められています。
収量の安定しない低投入型のオーガニックを普及するためには、地域ぐるみの研究が必要なのではないでしょうか?

▼フランス国立農業研究所(INRA)ホームページ
http://www.international.inra.fr/

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Rural Wageningen インターンシップ募集

下記の財団がインターンシップ募集中です。

Rural Wageningen Foundation 

科学者、政府関係者、企業、NGOなどとの交流の橋渡しをしている財団。
インターン内容:国際研修旅行の企画、EUとのやり取りなど。

HPには、ほかにもいろいろ環境分野や農業分野での求職情報について掲載されています。

www.stichtingruw.nl
 

原爆祝いのお菓子

インドネシア人のクラスメートがバナナの葉に包まれたお菓子をみんなに配っていました。

見た目は粽ですが、あけてみると中身はところてんみたいな感じ。


その食べ物の名は「ナガサキ」

原爆が投下されたお祝いに作られたお菓子なんだそうです。


わざわざ人に嫌がらせするような子じゃないので、本当にあるんでしょう。


googleで検索してみたけど、出てきません。


インドネシア全土でというわけじゃなく、彼女の出身地で作られたローカルなものかもしれませんが衝撃でした。




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羊の調教

有機農業では農薬が使えないので、雑草対策に様々な対策が講じられていますが、雑草対策に羊をトレーニングして使うという取り組みが行われているようです。


休耕地対策のために、家畜を放牧している例はよく聞きますが、こちらでは作物が育っているときに中耕除草として羊を放しているのが面白いです。

羊は、作物まで食べてしまうのですが、調教することによって食べていい雑草を覚えるのだそうです。

毛皮にもなり、労働力にもなり、最後は肉になり(涙)。
羊さんは働き者です



http://news.ucanr.org/newsstorymain.cfm?story=977

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オランダ人のプライバシー感

オランダの成績は10段階評価。
GPA換算すると、
8~10 →  4
7         → 3
6         → 2
~5     → 1

9は上位1割
8は2割
と、決まっています。


GPA 3.5以上とるのはかなり大変です。

そして、授業によっては1/3~半分の生徒が落ちます。


・・・なんでわかるかって?


こちらの試験結果は、試験の小問ごとの点数とレポートの点数が全員に配信されます。


最初、不特定多数がアクセスできる大学のHPで公開された時はびっくりしました。(生年月日まで掲載するなよ・・・vV)



クラスメートはプロジェクトの時いばってたオランダ人が落ちたんだって喜んでいました。

「だって、彼、私のことmanure(家畜の排せつ物)か何かのように見下してたのよ!!」


彼のあだ名はmanureになりました。


ご愁傷様です。文句なら大学に言ってね♪

ひどすぎるぜ!オランダの試験結果通知方法。


・・・オランダ人ってプライバシーを気にしない国民性なのでしょうか?

 
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羊の赤ちゃん

窓の外から羊の鳴き声が聞こえるようになった。
もう雪も解け、羊や馬、牛が外を歩いている。

春が来たんだな。
動物たちもそう感じているに違いない。

真っ白だった畑は、耕起が終わり茶色に変わった。
これからどんな色になっていくのだろうか。


バイオダイナミック農場の前でランチを広げながら、クラスメートと談話に華を咲かせる。
人懐っこい羊たちが興味深深に覗き込む。

▼羊のあかちゃん




いっぱい食べすぎなのか、豚のようにぶさいくな鳴き声がなごませてくれる。
『キモかわいい』とはこのことを言うんだろうか。

そろそろ、またどこかの農場でボランティア開始したい。


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プロフィール

ブログ移動しました

「アグロエコロジー」続編:
http://agro-ecology.blogspot.jp/

たねのもりびと

ワーゲニンゲン大学大学院
有機農業研究科修了
(アグロエコロジー専攻)
Wageningen University
MSc of Organic Agriculture

ブータン政府GNH委員会インターン
国を100%オーガニックにする国家プロジェクトに従事

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