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キューケンホフ


キューケンホフは今が見ごろ。
今日は週末だったのと、フラワーパレードがあったのでバスがかなり込み合っていました。
チューリップと、ツーリストを見に来たんだよね、とジョークを言いながら列に並ぶ。

久しぶりにこんなに人を見た。
しかも、オランダ人はごく稀で、ほとんどが外国人。
多国籍なのはワーゲニンゲンで慣れてるけど、どこの国かわからなくなる。





 

■キューケンホフ(日本語)ウェブサイト
http://www.keukenhof.nl/index/jp/


↓ ツーリスト向けのフラワーパークではなく、こんなのもあるようです。

キューケンホフに飽きた人に-。

世界で最も花の栽培面積の大きなコップ・ファン・ノールド・ホランド(Kop van Noord-Holland)砂丘地帯にある巨大な花畑では、地域総がかりで大きなフラワー・アクティビティ「Bloeiend Zijpe」を開催している。例えば40キロの自転車ルートや、7キロから20キロのトレッキングコースなどが用意されており、美しく咲き乱れる花畑が満喫できる。(ポートフォリオ・ベルギーニュースより引用)
http://www.portfolio.nl/article/show/3309



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地域で支える農業(CSA) 2

以前紹介したCSA( Community Supported Agriculture )ファームのオーナーさんが講義に来てくれました。

彼の農場で作られた野菜は、直売所で売るでもなく、自分の店で売るでもなく、すべて、会員が自分で好きなだけ収穫してもって帰る。
収穫やパッケージング、輸送の手間が省けるのだ。

会員になれば好きなだけ収穫できるオーガニック農場
De Nieuwe Ronde 

http://agroecology.blog.shinobi.jp/Entry/65/

  • オープン・ブッキング
  • 共同意思決定
この2つを基本とした、厳密な形のCSAは、オランダには5つしかないという。

すべての売上、コスト、労働者の給料、オーナーの取り分まですべて会員に公開している。

CSAの会員になれば、自動的にコンシューマーグループの会員になる。
コンシューマーグループとオーナーが契約を結び、オーナーは消費者に代わって野菜を育てる労働者という位置づけなのだそうだ。

何を植えるか、値段はいくらにするか、コンシューマーグループの総会で意思決定を図る。
オーナーは技術的なアドバイスを行う。
いわば、会員は共同経営者なのだ。


収穫し放題のため、会員は一定人数に制限している。
責任を持って農場経営にかかわれる人数に限りがあるという理由もある。

会費は年間約2万円。

それでも、このシステムでは一人でいっぱい採っていく人はいない。
会員一人ひとりが、他の会員の行動を監視しているのだ。

それどころか、コンシューマーグループの方から、オーナーの収入が低すぎるからという理由で会費の値上げを自ら決定したという。


日本でも棚田オーナー制やワインオーナー制など、似たようなシステムがあるが、ここまで厳密にやっているところはあまりないだろう。
とても面白い例だ。
また遊びに行こう。

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オランダ野外ミュージアム

 

オランダの伝統家屋や、民芸品、病院、学校などが展示されている野外博物館。
44ヘクタールにわたる散策路にはトロリー電車が走っている。

ハーブガーデンや、チーズ工場、鉄器工場などがあり、実演を見学できる。
日本の明治村に雰囲気が似てるんじゃないだろうか。





どこか日本とも似た雰囲気の茅葺屋根に、土壁が郷愁を誘う。
オランダの昔ながらの村にタイムスリップしたかのようなノスタルジアに浸れる。


Opening time: 10.00 - 17.00 hrs


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砂漠のパーマカルチャー

パーマカルチャーは、人間にとっての恒久的持続可能な環境を作り出すためのデザイン体系(ビル・モリソン)
パーマネント(permanent 永久の)アグリカルチャー(agriculture 農業)が語源であるが、農業だけにとどまらず、水利、都市計画、建築、ランドスケープと幅広い範囲で応用されている。

もともと乾燥地であるオーストラリアで発展したパーマカルチャー。
ヨルダンでのプロジェクトではその強みを発揮し、砂漠が森になっていく様子が記録されている。




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4学期終了!

4学期が終了し、残すところあと1学期になりました。

クラスで、打ち上げ&パーマカルチャーのドキュメンタリー「greening the dessert」観賞会を開催。
パーティーには先生も参加。

ドラム缶で大胆に炊いたコロンビアンスープ。

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プランテーンにチーズをはさんでソテーに。
バナナに似てるけど、バナナの2倍ほどある野菜。おもに、煮込みに使われているよう。

CIMG1427.JPG


今回のクラスは最高だった。

こちらの大学では、過去問を買うまでもなく毎回公表されている。

今回も、ウェブサイトからダウンロード。
example questionの数、約80問。

全部調べてたら終わらないので、スタディーグループ形成。
15人のメンバーで手分けして過去問を解き、わからないところは助け合い、時には先生を招いてディスカッション。

おかげでいろんな刺激をもらい、とても勉強になりました。
勉強熱心なクラスメートたちに感謝!



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オーガニックヤギ牧場

Amsterdam bosにあるヤギ牧場に行ってきました。

この市民牧場では、鳥、ヤギ、牛、豚を一緒に飼っている。
ヤギの周りを鶏が飛び回り、ヤギは豚になついている。

異種類の動物同士の交流がとっても面白いです。

↓ヤギが豚にちょっかいだしてる様子



あとで、アニマルやってるコリドーメイトに聞くと、この手の「エコ・テクノロジー」では、むしろ日本が有名なんだそう。

なんとなく、むつごろうさんを思い出しました。
日本の牧場も探検してみたいです。


Goat Farm "The Ridammerhoeve"
http://www.geitenboerderij.nl/


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エリザの話

人は変わる。

10分後、1年後、10年後、ある瞬間から別人のようになっているかもしれない。

しかし、魂が同じである限り、その人はその人であることができる。

どんなに変わろうと、spiritは変わらない。

それが人が人であるということ。

オランダ人と風車

世界遺産、キンデルダイクに風車を見に行ってきました。
今日はイースター休暇でバス代が無料でした。
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◆風車の歴史
オランダと言えば、風車。近所にある風車では今でも小麦を挽いています。
風車の役割は時代とともに変化してきました。
風車の原型は、十字軍が中東から持ち帰った馬による小麦粉砕機にあるのだそうです。やがて「馬力」に代わって風の力が利用されるようになり、織物の製造も行われていました。


◆風車守の一族
40%の土地が海面よりも低いというオランダ。
キンデルダイクの風車では、水を海洋にくみ出すという重要な役割を果たしていました。

各風車小屋には、「風車守」とよばれる家族が住み込みで働き、いつ吹くかわからない風を待ち続けていたという。風車内部には小さなベッドが展示されていました。
賃金は開拓事業費から出ていましたが、一家を養うのに十分ではなく、漁業や農業など出稼ぎしながら生計をたてていました。

風車守は、技術のいる仕事。風とともに生きる暮らしは、
親から子へと受け継がれていくのでした。
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◆風の権利

オランダでは、風の進路を妨げないように、風車周辺には高い建築物を建ててはいけないという法律があるそうです。
いわば、日照権ならず「風の権利」とも言える掟。
古来より風の力を利用してきたオランダならではの法かもしれません。


◆新しい風
しかし、やがて産業革命とともに風車の役割は終え、廃れてしまいます。
維持費には多額の費用が必要で、それに見合う収入が期待されないため、全盛期の風車の数から10分の1にまで減ってしまいました。

現在、電力供給源として、観光振興として、風車は再び光を浴びています。

地元で作られたオーガニックの小麦は町の風車小屋に運ばれ、挽きたての小麦やオーガニックパンが並ぶ。今や風車は地域に新たな風を呼び込む町のシンボルとなっているのです。

人々に静かな癒しをもたらす風車。オランダ人の大らかな性格は、もしかすると風車のせいかも知れないと思うのでした。


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豚の住むマンション

豚のためのアパートを建てるという議論がオランダでまことしやかに繰り広げられている。


オランダ政府は環境と動物の福祉を守るための規制を2013年に強化すると発表した。

その規制には、豚1頭あたりのスペース、アンモニア排出量の上限が定められている。
現在その規制内にある養豚場は10%以下。規制をクリアするための投資を予定しているのは3分の1だという。

研究所の予測によると、オランダの養豚場は2013年に20%減少するだろうとのこと。
環境保護と動物の福祉向上の名のもとに、1200万頭の豚のうち、約200万頭が行き先を失ってしまうと警告している。


豚マンションの計画はこうだ。

横90m×縦145m×3階建。
排せつ物はエレベーターを使って効率的に集めることができるという。



豚が住人というユニークな計画が立ち上がったのは南オランダの小さな村。

突拍子もない話に村の住人の大反対で進んでいない。


reference:
LEI research institute


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つくし料理

山菜摘みに行ってきました。
オランダでツクシが食べれると思いませんでした。

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つくしって英語でなんていうんだろ。
他の国の人は知らないようでした。

これ食べるんだって言うと、冗談かと思われてたみたい。

それって雑草?野菜?


って聞かれたけどよくわかんなかったので、

スナックだって言ったら、

生でかじってた笑。


そりゃまずいわ。


▼つくしのてんぷら
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▼麦ごはん、つくしの佃煮、かきあげ、味噌汁・・・

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久しぶりの豪華日本食で楽しかったです。



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プロフィール

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「アグロエコロジー」続編:
http://agro-ecology.blogspot.jp/

たねのもりびと

ワーゲニンゲン大学大学院
有機農業研究科修了
(アグロエコロジー専攻)
Wageningen University
MSc of Organic Agriculture

ブータン政府GNH委員会インターン
国を100%オーガニックにする国家プロジェクトに従事

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