アグロエコロジー
オランダの大学院で有機農業を勉強する留学生の日記
この先のこと
論文が終わればインターンに行く予定をしていたけど、考えなおし中。
今やってることは、実際農業やるときにはあまり役に立たない。
もっとテクニカルなこと、ブリーディングとか、植物防除とか、勉強したいと思うようになってきた。
大学に残って授業をとるほうがいいのか、外で実習するのがいいか・・・。。
今授業の履修と修士論文を平行してやっている。
大量の課題をこなしながら、12月の期末試験勉強をし、さらに論文を書くのは本当に大変。
でも、去年の今頃はもっとつらかった。朝9時まで暗く、4時には日がくれるのが耐えがたかった。
今はワーゲニンゲンにいるのがとても居心地がいい。
それは、あのころに比べて、ずいぶん友達も増えたからかもしれない。
マッシュルーム狩をしたり、餃子パーティーしたり、時には徹夜で話し込んだり。
今週は世界クイズ大会、来週はフリースランドの農場へ遠足。その次の週末はクリスマスマーケット。その次は年末年始のカウントダウン。
と、楽しみなことがたくさん。
すごく充実した毎日。
勉強と遊びのバランスがうまく取れているように思う。
このままここで仲間と勉強したいという気持ちと、外に出て新しいことを経験したいという気持ちが半々。
うーん。。どうしよう。もっと時間がほしい・・・。
今やってることは、実際農業やるときにはあまり役に立たない。
もっとテクニカルなこと、ブリーディングとか、植物防除とか、勉強したいと思うようになってきた。
大学に残って授業をとるほうがいいのか、外で実習するのがいいか・・・。。
今授業の履修と修士論文を平行してやっている。
大量の課題をこなしながら、12月の期末試験勉強をし、さらに論文を書くのは本当に大変。
でも、去年の今頃はもっとつらかった。朝9時まで暗く、4時には日がくれるのが耐えがたかった。
今はワーゲニンゲンにいるのがとても居心地がいい。
それは、あのころに比べて、ずいぶん友達も増えたからかもしれない。
マッシュルーム狩をしたり、餃子パーティーしたり、時には徹夜で話し込んだり。
今週は世界クイズ大会、来週はフリースランドの農場へ遠足。その次の週末はクリスマスマーケット。その次は年末年始のカウントダウン。
と、楽しみなことがたくさん。
すごく充実した毎日。
勉強と遊びのバランスがうまく取れているように思う。
このままここで仲間と勉強したいという気持ちと、外に出て新しいことを経験したいという気持ちが半々。
うーん。。どうしよう。もっと時間がほしい・・・。
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1日15時間労働
郵便局がなくなっていた・・・
非効率なオランダ人
オランダでは、まず予約を取るために出向かないといけない。
銀行口座を開設するにも、役所に行くにも、予約が必要なのだ。
1.予約
2.申請
3.受け取り
計3日間仕事を休まなければならない・・・意味わからん。。
銀行も役所並みにのんびり。
日本なら1日でできることが、オランダでは口座開設に2ヶ月以上かかった。
そして、私が使っているINGは、携帯を変える度にTAN codeというセキュリティーコードの変更手続きが必要。
インド滞在中にそのことに気づき、コードを送ってほしいとメールすると、インドへの転出届が必要だと言われ、結局送金できなかった。。
現在TAN code送付の手続き中なのですが、本人が受け取る必要があり、不在者票がいつも置かれている。
昼間にこられても大学にいるので受け取れない。
と、郵便局に向かうと、
衝撃の一言が・・・
「その票が来たら、普通わたしたちは自宅で1日待機するのよ。」
暇人?
思わず日本語でつぶやいた。
郵便局では受け取れないようだった。
いつ来るか来ないかわからない郵便やさんのために、一日中家で待機なんてできるわけがない。
郵便やさんも何回もきてもらってご苦労だけど、日中は家にいてられないのよ。
主婦じゃないんだから・・・。
「郵便局で受け取れるようにしてほしい」
と頼むと、
「それはできない。いま君にできることは、自宅でじっとしていることだけだ」
ほんとダッチってすごいと思う。
まったく・・・。いつになったら受け取れるのだろう・・・。
銀行口座を開設するにも、役所に行くにも、予約が必要なのだ。
1.予約
2.申請
3.受け取り
計3日間仕事を休まなければならない・・・意味わからん。。
銀行も役所並みにのんびり。
日本なら1日でできることが、オランダでは口座開設に2ヶ月以上かかった。
そして、私が使っているINGは、携帯を変える度にTAN codeというセキュリティーコードの変更手続きが必要。
インド滞在中にそのことに気づき、コードを送ってほしいとメールすると、インドへの転出届が必要だと言われ、結局送金できなかった。。
現在TAN code送付の手続き中なのですが、本人が受け取る必要があり、不在者票がいつも置かれている。
昼間にこられても大学にいるので受け取れない。
と、郵便局に向かうと、
衝撃の一言が・・・
「その票が来たら、普通わたしたちは自宅で1日待機するのよ。」
暇人?
思わず日本語でつぶやいた。
郵便局では受け取れないようだった。
いつ来るか来ないかわからない郵便やさんのために、一日中家で待機なんてできるわけがない。
郵便やさんも何回もきてもらってご苦労だけど、日中は家にいてられないのよ。
主婦じゃないんだから・・・。
「郵便局で受け取れるようにしてほしい」
と頼むと、
「それはできない。いま君にできることは、自宅でじっとしていることだけだ」
ほんとダッチってすごいと思う。
まったく・・・。いつになったら受け取れるのだろう・・・。
シンタクラースがやってきた!
オランダ人のジョーク
"Do you speak English?"
教室に入った瞬間に先生から言われた一言。
いくらなんでもそれはないっしょ。
英語弱そうに見えるかもしれないけど、一応留学にきてるんだし・・・
と、思ったら、統計上級クラスでなく、間違えて入門クラスの教室に入ってしまったようだ。
生徒は学部生で、授業はオランダ語で行われている様子。
よく見たら、ほかのみんなが持っている教科書と色が違う。
"your class is Advanced statistics!, but we just started, you are welcome to teach us!"
(上級クラスの生徒ね。このクラスでは統計始めたばかりだから、君はいい先生になれるに違いない。)
クラスから笑いが起きる・・・。
こういうとっさのジョークって、うまい切りかえしが思いつかない。
"I would love to, if you teach me Duch first"
(いいわよ。まず私にオランダ語を教えてくれるなら)
といえばよかったな、と後から思う。
教室に入った瞬間に先生から言われた一言。
いくらなんでもそれはないっしょ。
英語弱そうに見えるかもしれないけど、一応留学にきてるんだし・・・
と、思ったら、統計上級クラスでなく、間違えて入門クラスの教室に入ってしまったようだ。
生徒は学部生で、授業はオランダ語で行われている様子。
よく見たら、ほかのみんなが持っている教科書と色が違う。
"your class is Advanced statistics!, but we just started, you are welcome to teach us!"
(上級クラスの生徒ね。このクラスでは統計始めたばかりだから、君はいい先生になれるに違いない。)
クラスから笑いが起きる・・・。
こういうとっさのジョークって、うまい切りかえしが思いつかない。
"I would love to, if you teach me Duch first"
(いいわよ。まず私にオランダ語を教えてくれるなら)
といえばよかったな、と後から思う。
久しぶりの授業
オランダに帰ってきてさっそく新学期が始まりました。
現在3コースを履修しています。
と、いっても単位は十分なのでクラスだけ出席し、グループワークには参加しないということで先生と調整させてもらいました。
自分の研究もあるので、グループワークまで責任もてそうにありません。
Irrigation System Design and Operation
インドでWatershed projectの見学をしてから灌漑設備のマネジメントに興味が湧いてきました。
高校で物理履修したか?ときかれましたがしてませんと答えました^^
でもいまのところ物理的な要素はあまりなく、どのように農業用水を配分したらいいのか。といったことを議論してます。
「技術がいくら素晴らしくても、それだけだけではダメ。農家の人や地域の人が協力的になれる体制をつくるには、伝統的なコミュニティ社会のルールを参考にしなければならない。」
といった、社会・経済を考慮に入れたシステムアプローチは、久々ながら、まさにワーゲニンゲン流だなぁ~と思いました。
ここの先生は本当に視野が広くて好きです。
Advanced Statistics
統計。あまり好きな科目じゃないけど、論文でSPSSを使っているので履修。
実は、今回、SPSS初めてさわりました。
統計も学部時代とってなかったので、手探り状態です。
なんとかSPSSでPCA/FA、重回帰など一通りできるようになったけど、ちゃんとtheoryを理解するために履修を決めました。
Land Degradation and Conservation
これはE-learningのコース。インドにいたときから履修してました。
毎回テストとレポート提出があり、1週間で1レッスン終わらせる目標でやってます。
論文書きながら平行してやるのはちょっと大変だけど、私の興味のネタはつきることなく・・・やりたいことが多すぎます。
でも今しかできないことなので、睡眠時間を削ってでも全部やりたいと思ってます!
現在3コースを履修しています。
と、いっても単位は十分なのでクラスだけ出席し、グループワークには参加しないということで先生と調整させてもらいました。
自分の研究もあるので、グループワークまで責任もてそうにありません。
Irrigation System Design and Operation
インドでWatershed projectの見学をしてから灌漑設備のマネジメントに興味が湧いてきました。
高校で物理履修したか?ときかれましたがしてませんと答えました^^
でもいまのところ物理的な要素はあまりなく、どのように農業用水を配分したらいいのか。といったことを議論してます。
「技術がいくら素晴らしくても、それだけだけではダメ。農家の人や地域の人が協力的になれる体制をつくるには、伝統的なコミュニティ社会のルールを参考にしなければならない。」
といった、社会・経済を考慮に入れたシステムアプローチは、久々ながら、まさにワーゲニンゲン流だなぁ~と思いました。
ここの先生は本当に視野が広くて好きです。
Advanced Statistics
統計。あまり好きな科目じゃないけど、論文でSPSSを使っているので履修。
実は、今回、SPSS初めてさわりました。
統計も学部時代とってなかったので、手探り状態です。
なんとかSPSSでPCA/FA、重回帰など一通りできるようになったけど、ちゃんとtheoryを理解するために履修を決めました。
Land Degradation and Conservation
これはE-learningのコース。インドにいたときから履修してました。
毎回テストとレポート提出があり、1週間で1レッスン終わらせる目標でやってます。
論文書きながら平行してやるのはちょっと大変だけど、私の興味のネタはつきることなく・・・やりたいことが多すぎます。
でも今しかできないことなので、睡眠時間を削ってでも全部やりたいと思ってます!
海外療養費
インドインターンシップ
ついにインターン終了。
インターンに来ている子は、ヨーロッパ人、アメリカ人が多かった。みんな学部生。
海外の学生は学部のときから自分で海外インターンを探してきているようだった。
私が学生のときは、国内でのインターンシップですら狭き門で、海外インターンなんて、ものすごく優秀な人しかできないものだと思い込んでいた。
でも、本当は簡単なことだったんだな、と当時の自分を反省。
もっと学生のうちにいろんなこと経験しとけばよかった。(今もいちおう学生だけど)
インドでのインターンは本当にいい経験になった。
村周りをしたり、インド人だらけのオフィスで働いたり、暴動にまきこまれたり、、。。NGOで研修をうけ、森の部族の村にホームステイ。
こんな濃い経験をしたのは初めてで、変な度胸がついたかも。
▲インドオフィス集合写真
インドのリサーチ系NGO、ATREEでは、環境や野生動物保護などのテーマに関心のあるインターン生募集中。
■ウェブサイト
www.atree.org/
インターンに来ている子は、ヨーロッパ人、アメリカ人が多かった。みんな学部生。
海外の学生は学部のときから自分で海外インターンを探してきているようだった。
私が学生のときは、国内でのインターンシップですら狭き門で、海外インターンなんて、ものすごく優秀な人しかできないものだと思い込んでいた。
でも、本当は簡単なことだったんだな、と当時の自分を反省。
もっと学生のうちにいろんなこと経験しとけばよかった。(今もいちおう学生だけど)
インドでのインターンは本当にいい経験になった。
村周りをしたり、インド人だらけのオフィスで働いたり、暴動にまきこまれたり、、。。NGOで研修をうけ、森の部族の村にホームステイ。
こんな濃い経験をしたのは初めてで、変な度胸がついたかも。
▲インドオフィス集合写真
インドのリサーチ系NGO、ATREEでは、環境や野生動物保護などのテーマに関心のあるインターン生募集中。
■ウェブサイト
www.atree.org/
海外インターンシップ応募
ワーゲニンゲンでは、4ヶ月のインターンシップが義務付けられている。
インドでの研究プロジェクトは厳密にはインターンではない。
インターンの契約書が研究コントラクトとは別にあるのだ。
論文が終われば、2月か3月にインターン開始予定。
そろそろ候補地を絞っていかなければならないが、ここにいればインターン先に困ることはない。
むしろ、ありすぎて迷うくらいだ。
インターンの代わりにマイナー論文を書くこともできるが、ほとんどの学生がインターンを選ぶため、後任としてやってみないかと聞かれることが多い。
とりあえず、今のところ候補地は、アッサム地方の水上集落、アグロフォレストリやってるインドの森の部族の村、ネパールの有機認証機関。インドネシアの合鴨農場。マラウイ湖の保全活動、エチオピアの熱帯研究所。
さて、どこに行こう。
と、考えていると楽しくなる。
あぁ、論文はやく終わらないかな・・・
Acknowledgment(謝辞)を書いてる自分を想像して現実逃避中・・・。
プロフィール
ブログ移動しました
「アグロエコロジー」続編:
http://agro-ecology.blogspot.jp/
たねのもりびと
ワーゲニンゲン大学大学院
有機農業研究科修了
(アグロエコロジー専攻)
Wageningen University
MSc of Organic Agriculture
ブータン政府GNH委員会インターン
国を100%オーガニックにする国家プロジェクトに従事
■ご挨拶
ご挨拶
■連絡先
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たねのもりびと
ワーゲニンゲン大学大学院
有機農業研究科修了
(アグロエコロジー専攻)
Wageningen University
MSc of Organic Agriculture
ブータン政府GNH委員会インターン
国を100%オーガニックにする国家プロジェクトに従事
■ご挨拶
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